ボイスコミュニケーティング協会の『VOICE』

VCAメンバーによるコラムです。

VCA新聞 コラムvol.7 「自動車運転、ルールとマナー」by 長谷川

先日、

一般道でしたが、いわゆる煽り運転に遭遇。
煽られた、とかではなく、煽っている車の後ろ側に付く形になってしまった。

 

おそらく煽っている車は、前方の対象にしか注意を向けておらず、
かつ、蛇行運転をしたり、急減速急加速を繰り返して、当たり前に危険なのだが、
ある程度距離を保って走っているこちらにも、危険が及ぶ瞬間も。

 

さすがに、イラッとさせられたのだが、
こういうことには、触らぬ神に祟りなし・・・

とはいえ、

 

信号待ちで車を横付けにして、しきり文句を言い続けている様子。


前の二台が車線を塞いだまま、青信号になっても動かない状態が、

しばらく続いたので、しびれをきらし、
車を降りて、間に入る形に・・・(本当はよくないですよー)


イラッとして自分の車を飛び出したものの
(何度も言いますが、よくないですー)
瞬発的に冷静になり、でも後には引けず・・・

 

煽っている側の運転手に話しかける。

 

その運転手は、
信号待ちで車を降りて相手に攻撃を加えるタイプの武闘派ではなかったものの、
かなり激昂中。

 

しかしながら、逆に急に話しかけられ、
激昂はしているが、案外冷静さを取り戻す運転手。

 

どうやら、前の車が危険な運転をしてぶつかりそうになったのに
謝りもしなかったのだとか・・・

 

煽られていた車は、その隙にどっか行ってしまいましたが、
話してみると、似たような事はよくあるな、と

 

①他の車に腹立てて煽るのは勝手だけど、無関係な人にまで迷惑かけるの良くないよね
②これだけニュースで報道されてるんだから、煽り運転なんてなんの得もないよね
③気持ちはわからんでもないけど、やらない方がいいよね

 

という話でなんとか納まりましたが。。。

 

この絵面は、事情がわからない人が見たら、こちらが、
車を降りてまで、前の車を煽っている人・・・に見えたかも(笑)


煽り運転はもちろん良くないのですが、紙一重


煽られる側が、絶対的被害者なのか、というと、
そうでもない場合もあると思います。

(もちろんいかなる場合も、煽り運転は良くない前提)

 

高速道路を走っていても、
ウインカーも出さずに、急に車線変更して割り込んでくる運転手、
追い越し車線なのに、

法定速度にも満たないスピードで走行して車線を塞ぎ続ける運転手。


一般道でも、
確認も、一時停止もなしに、ノールックで、左側から入ってくる運転手。

 

「これ、あぶないよなぁ」と気づく側の方が、

結局冷静さを欠いて煽ってしまう場合も多い気はする。


そして、煽られる方が、自分のマナー違反などに気づけていない場合も多い

のではないでしょうか。

 

この事象は、「運転」に限ったことではないのですが。

 

危なかったり、未熟な運転をする運転手に
「それあぶないよ」と伝えられるなんらかのシステムがあればいいのですけどね。
ワンボタンで他の車にメッセージの送れる電光掲示板を標準装備とか。

一言、伝えないと気が済まない、という心理をチートさせるためにも(笑)


もちろん、人間というものは(笑)、

完璧ではないから、ルールやマナーがある訳で、
かくいう私も、車に乗る機会が多いので、気を抜くと違反をすることもあったり、
マナー違反を気づかずにしているかもしれない。

 

不徳の致すところも多々あるのですが。

運転には性格が出やすいと言われます。

イラッとしたら、6秒待て、と言われます(笑)

そして深呼吸。

 

 

とにかく、安全運転を心がけ、

ルールとマナーに則った生活をしていこうと、日々思うのです。


皆様も、どうぞお気をつけて!
さぁ、深呼吸。